どうも、クマのみん@Dorasikeです。
海水魚とサンゴを安定して飼育するために、まず10万円用意してください!
!!!???
そんなにお金かかるのっ!?
もう少し安くならないの・・・
水替え頻度少なく安定飼育したい場合はそれくらいかかるよ!!
でも、大型の海水魚(15cm~)、多くの魚の混泳、難しいサンゴの飼育をしなければある程度安くすることはできるよ・・・
ってことで、本記事では初期投資3万円!、ある程度安定して飼育できる道具を紹介します。
↓こんな方にオススメ。
☑ 簡単なサンゴを飼育してみたい
☑ ペットショップの店員に聞くのは煩わしい
↓全部でこのような感じのシステムとなります。
☑ 換水(水換え):週1回10リットル
☑ 飼育生体:小魚(~10cm) 5匹
☑ 飼育サンゴ:ソフトコーラル
海水魚飼育に必要な道具
飼育する生体によって一部不要な道具(底砂など)もありますが一般的に海水魚と簡単なサンゴを飼育する場合、以下の道具が必要となります。
☑ 濾過装置(ろ材):\0-(水槽セット品を採用)
☑ ヒーター:\0-(水槽セット品を採用)
☑ 水温計:\0-(水槽セット品を採用)
☑ 照明:\0-(水槽セット品を採用)
☑ 水槽台:\3,000-
☑ 底砂:\2,000-
☑ ライブロック:\4,500-
☑ 海水(人工海水、天然海水):\1,500-
☑ 比重計:\1,500-
☑ 餌:\1,000-
合計:\27,500-
⇒性能や今後の拡張性を考えるとバラバラで揃えるほうが良いのですが、初めて飼育する場合予算も限られているため難しいことを考えずにセット品を購入することをオススメします。
飼育に楽しみを覚え慣れてきてから徐々にステップアップすれば大丈夫です。
水槽(セット):\14,000-
海水を入れる容器です。
ガラスとアクリルがありますが、「ガラス:丈夫で重い」「アクリル:傷つきやすく軽い」のが特徴です。
横幅30cm~120cmが多く販売されておりますが、60cmが最も一般的な大きさで対応している機器も多いためオススメです。
・フレームありのため頑丈
・前面にフレームはなく曲げガラス仕様のため、飼育生体鑑賞の妨げにはならない
※曲がって見えるため好みは分かれますが・・・
・水量:約50リットル入るため子魚(~10cm)を5匹飼育可能
※カクレクマノミとセットにしたいナンヨウハギの飼育は難しい
ろ過装置(上部フィルター):\0-(水槽とセット)
バクテリアの力で水を綺麗にする道具です。100%換水をしない限り濾過装置は必要です。
ろ過装置を使用しない「ナチュラルシステム」もありますが、強力なプロテインスキマーが必要となるため予算の都合上、除外します。
ろ過装置にはよく外部フィルターが使用されますが、海水の場合溶存酸素濃度が低く外部フィルターの能力をフルに発揮するのは難しいです。また、メンテンス性も悪いことから、飼育初心者の方には上部フィルタをオススメします。
上部フィルターは名称の通り水槽上部に設置するため照明を妨げてしまいます。そのため、照明が重要なサンゴ飼育水槽ではほぼ使われませんが、海水魚メインの水槽では問題なく使用できます。
・メンテナンス性が高い(外部フィルターはメンテナンス性が悪い)
・構造上海水に酸素が溶け込みやすく濾過性能が高い
・水飛沫などにより塩ダレが発生するため、拭き掃除が必要
メンテナンスは1週間を目途に第二ろ過槽にセットされている「立体マット」を飼育水(換水の時に取り出す水)でもみ洗いをしてください。ビックリするくらい汚れているはずです。
その場合は半分に切って半分ずつ交換してください!!
ヒーター:\0-(水槽とセット)
水温を調整する道具です。
多くの海水魚は25度程度で飼育するため、必ず必要となります。
・サーモスタット(温度調整)一体型のため、これのみでOK
⇒水量にあったヒーターがセットになっています。ヒーターについて詳しく知りたい方は↓コチラ!
水温計:\0-(水槽とセット)
水槽内の飼育水に温度管理に使用します。
水流などにより、ヒーターの設置場所と水温計の設置場所で若干温度差がでますが、あまりシビアにならなくても大丈夫です。
ヒーター温度の調整は水温計に合わせ調整してください。水温計について詳しく知りたい方は↓コチラ!
照明(LEDスリム600):\0-(水槽とセット)
水槽内を垂らすのに使用します。部屋の電灯では海水魚は綺麗に見えず鑑賞性が損なわれるため、水槽用の照明を使用し水槽内を明るく照らすことにより海水魚をより美しく鑑賞することができます。また、飼育生体の生活リズムを整えるのにも使用します。
・熱線があまり含まれていないため、水温上昇が少ない
※サンゴ飼育に良く使われている(いた?)メタハラは水温上昇が激しい
・Nature White / Blue・Redの切り替え可能
他のサンゴを飼育してみたい方は↓コチラの照明の追加をオススメ!
水槽台:\3,000-
水槽を載せる台です。
水を入れた水槽はかなりの重量となるため、作りがしっかりしており水槽の底面積より大きいサイズの水槽台を選ぶようにしてください。
※水槽台のほうが小さいと水槽底面の一部に荷重が集中し破損リスクがあります。
・吸湿による伸び縮みがないため、木製水槽台より寿命が長い
・表面が塗装されており容易にさびない
※傷つき表面の塗装がはがれた場合、海水付着によりさびやすくなります。その場合こまめに拭き掃除をしてください。
底砂:\2,000-
水槽の底に敷く砂です。
PH(ペーハー)の安定や砂に潜る性質の魚の寝床、鑑賞性を高めるのに使用します。
予めバクテリアが付着している底砂を使用することにより、安定した立ち上げが可能となります。
・バクテリアが付着しているため、立ち上げ時間の短縮が可能
・サンゴを多い飼育したい場合はパウダーではなくスモールサイズにしてください
ライブロック:\4,500-
水質浄化(生物濾過)とサンゴの土台、魚の隠れ家などになる鑑賞性の高い岩です。
たかが岩!ですが基本的に天然物の輸入品のため、高価です。
⇒ライブロックについて詳しく知りたい方は↓コチラ!
海水:\1,500-
海水がしょっぱいからいって普通の食卓塩を溶かしただけの塩水では飼育できません。必ず!海水が必要です!!
海水には海水の元を溶かした”人工海水”と海から採取した”天然海水”の2種類があります。
人工海水の特徴
いろいろな種類の海水の元があり各社特徴が異なります。含有する元素は40種類程度。
・サンゴ用、○○用、など目的に合わせ含有元素を変えた製品があります
・水を含まない海水の素の状態の場合、腐敗の心配なく長期保存可能です
・比重を完全に合わせたい場合、海水の素の量の微調整が大変
天然海水の特徴
採取する場所次第で特徴が異なります。含有する元素は70種類程度。
雑菌が多い場合もあり、自分で採取するのはお勧めできません。
・海水の素を溶かす必要がないため、時短につながる
・人工海水のみの場合、オールドタンクシンドロームという現象が起きやすいが、天然海水を定期的に入れることである程度防止可能です
・防腐剤などは言っていないため保存できません
・20ℓ~購入の場合が多く、運搬性が悪い
比重計:\1,500-
海水の比重(塩がどの程度含まれているか)を図る道具です。
デジタルの物もありますが、最初はアナログ式で大丈夫です。飼育水を入れ水平方向から見るだけで比重が分かります。
餌:\1,000-
海水魚の餌です。
保存性を考え乾燥餌をメインにすることをオススメします。。
・ブラインシュリンプなどを冷凍した冷凍餌は水を汚しやすいので適宜与えてください。
まとめ
海水魚飼育には色々な道具が必要です。それぞれの上位機種を購入すれば飼育は楽になりますが、最低10万円は必要になります。初めて飼育する方が良くわからないものに大金は出せないと思います。
きっちりとまめに水替えをすれば安価な道具でも海水魚飼育をすることは可能です。
自分だけの水族館をつくると楽しいですよ。
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