どうも、クマのみん(@Dorasike)です。
初心者向けサンゴといえばソフトコーラル(骨格のないサンゴ)ですが、中でも丈夫な種類が今回紹介する「ディスクコーラル(和名:ディスクコーラル)」です。
ディスクコーラルの特徴として、形状とカラーバリエーションが多くコレクション性が高いことが挙げられ、レア種を水槽で養殖しオークションで販売することもできるとかできないとか・・・
飼育が容易で増えやすいため、初心者向けのサンゴです。
本種がうまく飼育できない環境では、他のサンゴの飼育もできないと考えてください。
本記事は以下の方にお勧めします。
☑ 飼育が簡単なサンゴを探している
☑ 「ディスクコーラル」の飼育方法がわからない方
☑ サンゴの増える様子を観察したい方
ディスクコーラルの生態
「ディスクコーラル」の特徴はざっくりとこんなところです。
「ディスクコーラル」の名前の通り円盤形状のものが多数を占めますが、中には「バブルディスク」というポリプの先端が丸く円盤に見えない形状のものもあります。
「バブルディスク」の中でもカリブ産の「カリビアンバブルディスク」はド派手な色合いでとても綺麗です!飼育も容易ですが若干増えにくいですが。
通常サンゴは同じ種類の場合接触しても毒に耐性がありダメージを受けることはありません。
ディスクコーラルの場合、「バブルディスク」と「その他のディスクコーラル」は別種となり、接触するとダメージをうけるため注意してください。
飼育データ
「ディスクコーラル」飼育のデータをまとめます。
総合:★★★★★
とても簡単に飼育できます。個人的に一番簡単なサンゴだと思います。
餌は基本的に不要ですが、餌をあげることにより成長速度は高まります。ただし、餌のあげすぎによる消化不良に注意し1週間に1度程度の給餌にしてください。
毒性はやや強めなため他のサンゴから十分離し配置したほうが良いサンゴです。ただし、本サンゴは足を持っており移動するため、気が付いたら他のサンゴに接触している場合もあります。
価格:★★☆☆☆
カラーや種類により大きく異なりますが、2,000円~10,000円程度です。
レアカラー、カリビアンバブルディスクはとても高価です。
水質:★☆☆☆☆
水質はそれほど綺麗じゃなくても大丈夫です。
硝酸塩、リン酸などが多すぎると飼育できませんが、水替えを適度に行っている環境なら問題ありません。
水流:★☆☆☆☆
水流はほとんど必要なく、ポリプが軽くたなびく程度で問題ありません。
水流が強い場合どこかに飛ばされますが、飛ばされた先で成長している場合もあります。
餌 :★☆☆☆☆
褐虫藻により栄養を賄うため、餌は不要です。
残り餌や植物性プランクトンを気が向いたときにあげる程度で大丈夫ですが、あげなくても大丈夫です。
照明:★☆☆☆☆
比較的弱い光で大丈夫です。
強い光は好ましくないため、水槽下側か照明の光がさえぎられている場所に配置してください。
毒性:★★★☆☆
毒性は強めですので他のサンゴと接触しないようにしましょう。
攻撃用のスイーパーを伸ばすことはありません。ただし、本サンゴは移動するため気が付いたら他のサンゴを攻撃していることがあります。
増やしやすさ:★★★★☆
増やしやすいサンゴ(バブルディスクは遅い)で1個体が分裂し増殖します。
分裂して増えるサンゴですがハサミなどで人為的にカットすると死んでしまいますので、自然に分裂するのを待ちましょう。
がっちり強く活着するため、活着場所によってはカットが困難となりますので、注意してください。
飼育のポイント
「ディスクコーラル」を飼育する場合、以下のポイントを守ってください。
☑ 水質にシビアでなく勝手に居心地の良い場所に勝手に移動するため、余計なことはしなくてもよい
活着について
足がついており移動するため、ライブロックなどへの活着は難しいです。接着剤で固定しも気が付いたら取れています。活着しなくても飼育に問題ないため、活着についてあまり気にしなくて良いです。
移動について
イソギンチャクと同じで自力で移動するサンゴです。勝手に居心地の良い場所に定着するため、下手に動かさないほうが良いです。
まとめ
カラーパターンと形状の種類が多くコレクション性が高いサンゴです。また飼育も非常に容易であるため、飼育初心者、上級者問わずオススメできるサンゴです。
サンゴの中で一番簡単な種類のため、これからサンゴ飼育を始める方はまずは「ディスクコーラル」をおすすめします。
少しでも、参考となれば幸いです。
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